体調にも影響する知っておきたい畳の裏返しの基本知識

畳には寿命があり、一般的に10年から20年程度とされています。しかし数年ごとに裏返しや表替えという作業をすれば、畳の寿命を延ばして快適に過ごすことができることをご存知でしょうか?畳は長年使用していると劣化してくるため、およそ7、8年経過した畳は表面を交換して使うのが一般的です。この作業が畳の張替えという作業で、「表替え」と言います。表面を新品のい草に交換するだけで空気環境が改善し、部屋の環境に変化を生みます。新品のい草の香りをしばらくの間楽しむことができます。畳の表替えにかかる費用の相場は、1枚につき5000円からで10000万円を超えるケースもあります。畳のランクなどでも費用が大きく変わってきますので、まずは見積もり相談することが大切です。イメージしていた金額と相違があるとトラブルに発展する恐れがあります。

畳の表替えの前に、裏返しができる

先ほど説明した、表替えは畳の表面を新しいゴザに取り換える方法ですが、裏返しという作業は、畳の表面を裏返しにする手法です。今まで使っていた畳の表面部分のゴザを裏返すので、一番手軽にできる畳の張替えの方法です。3年から5年程度で裏返しをすることで、畳の表面のゴザをさらに長く利用することができます。裏返しにかかる費用も、表替えのように新しいゴザになるわけではないので、表替えの半分くらいの費用で行うことができます。湿度の高い日本の風土にピッタリの畳はフローリングやカーペットと違い、香りや調湿、防臭防音、断熱や保温など、気候にあった快適な暮らしには必需品といえる存在です。昔は風習として、年末の大掃除の日には畳を上げて日に当て、乾燥させていましたが、現代ではほとんどそのような風景を見かけません。

メンテナンスしていない畳が及ぼす健康被害

昔と違って、畳を干すような習慣がない場合、何十年も同じ畳を利用しているなら畳の状態を確認した方がいいでしょう。メンテナンスしていない畳にはカビやダニが繁殖している可能性だけでなく、白アリの被害の可能性もあります。カビやその他のハウスダストの温床になってしまっている場合、目には見えないですが、畳を歩くたびに空気中にダニの死骸やほこりが放出されるのでアレルギーなどの健康被害が心配です。我が家の畳がそんな恐ろしい状態になってしまう前に、定期的なメンテナンスを数年おきに行っておけば、メンテナンス後のリフレッシュ感もさわやかですし、プチリフォームのような気分転換も味わえます。裏返しや表替えを時々行うことは、同時に畳を上げて空気を通すことができるので、カビやダニの繁殖の原因を断つこともでき一石二鳥です。